国際

豪、イラク過激派組織への空爆を承認

【キャンベラ3日AAP】   連邦政府は、400人から成るオーストラリア空軍による、イラクの過激派組織に対する空爆を承認した。イラク政府軍の訓練に従事予定の特殊部隊約200人も、最終的な法的承認待ちだ。

アボット連邦首相は3日、オーストラリアが戦闘状態に入るとの表現は避け、軍事作戦を「イラク政府をイラク・レバント・イスラム国(ISIL)から守り、支援するもの」と話した。軍事作戦の費用は半年で2億5000万ドルと予測しているが、数か月に及ぶ可能性があると、アボット氏は警告した。

オーストラリア空軍のビンスキン空軍大将は、「空軍チームは十分に訓練・装備され、準備万端だ」と話した。

ショーテン野党党首は、労働党はオーストラリア軍の任務を支持すると述べた。

グリーンズ(緑の党)のミルン党首は、「今回の軍事作戦によりオーストラリアは、さらなるテロ標的と、(テロ参戦者)の募集場所になる」と話した。

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