【シドニー3日AAP】 シドニーのタロンガ動物園近くで、ごみ収集トラックから有毒物質の匂いが発生し、200メートルの立入禁止区域が設置されている。
シドニー北部モスマンのシリウス・コーブ・ロードで、有毒化学物質が含まれていることを知らずに収集トラックがごみを収集した。その後、化学物質が分解して有毒な匂いを発生、トラックの男性運転手がこの影響を受けた。運転手は現場で消防救急隊の手当を受け、安定した状態でロイヤル・ノースショア病院に搬送された。
ごみを出した住宅を訪れたカウンシルの職員2人も影響を受け、汚染除去処理を受けた。有毒物質専門機関「ハズマット」と、消防救急局の隊員が現場に残っている。