【パース7日AAP】 2005年に母親を殺害した上、裏庭に埋めた男性精神病患者が失踪した。警察では、男の行動は予測不可能であり目撃しても近づかずに警察にすぐ通報するよう市民に呼びかけている。
サミュエル・マーク・ワルシュ(38)は、WA州パースにある精神病患者施設に帰宅する義務を無視し失踪した。最後に目撃されたのは今月5日だという。
ワルシュは2005年、母親を長刀で殴った後、パン包丁で喉を切り殺害。その後遺体を飼い犬のそれと共にWA州内陸部カルグーリにある母親の自宅裏庭に埋めた。2007年3月に行われた裁判では、ワルシュが精神分裂症であることを理由に罪に問えないとして無罪となった。また同時に、高い警備設備を持った精神病施設に入所することが命じられた。その後2008年1月には、ワルシュに対してリハビリを受けるために仮出所が認められた。
警察によると、ワルシュは身長182センチ、細身で茶色の髪に青色の目だという。1998年モデルのヒュンダイ・エクセルを運転し、WA州内陸のゴールドフィールズ地方に向かっているものとみられている。
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