【メルボルン8日AAP】 連邦政府は、国内初の青少年の精神疾患を専門とする研究センター、オリジェン青少年健康研究センターに、1800万ドルの資金援助を行った。同センターは今後、若者の精神疾患についての研究で世界をリードしていくと見られる。
同センターのパトリック・マクゴリー教授は、資金援助を受けたことについて「より幅広い研究を行うことを可能にし、若者の精神疾患の分野で仕事をしていく新しい人材を訓練したり、援助していくための受け皿を強化するだろう」と述べた。
また、ダットン保健相は8日の同センターの開設について、精神疾患へのサポートを、ガンなど肉体的な病気と同じくらいのレベルまで押し上げるための大きな一歩だと述べた。