【アデレード6日AAP】 SA州アデレードから6日、約10年ぶりとなる新列車「グレート・サザン(Great Southern)」が、ブリスベンへ向けて出発した。この日は200人以上が乗車。列車はグレートオーシャンロード、キャンベラを通り、東海岸へ向かって走行する。
グレート・サザンを運営するジャーニー・ビヨンド・レイル・エクスペディションは、アデレードからアリススプリングスを経由しダーウィンを結ぶ、縦断鉄道のザ・ガンも運営する。同社のウォーカーCOOは、グレート・サザンもザ・ガンと同様に高いレベルのサービスを提供するとしている。
さらにウォーカーCOOは、グレート・サザンによる旅で、旅行客たちは線路の上を移動していくだけでなく、列車が停車する町や都市、走り抜ける景色に身を委ねることができるとして、「経験そのものがジャーニーだ」と抱負を語った。