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ワン・パンチ被害の男性重体 シドニー

【シドニー12日AAP】   シドニー東部のボンダイで、男性が背後から殴られ重体となっている。シドニーでは、この手のいわゆる「ワン・パンチ」事件が後を絶たず、大きな社会問題となっている。

12日未明、ボンダイにあるバーガー・ショップで、男性(21)が誰かと口論した後、後ろから殴られ、倒れ込んだ際に頭部を地面に叩きつけ意識不明の重体となっている。さらに犯人は倒れ込んだ男性を蹴るなどした。

同日正午すぎ、容疑者の男(32)がウェーバリー警察署に自首してきた。男はおとなしく警察による聴取に応じているという。まだ起訴には至っていない。

また、ボンダイでは同日午前3時前、20代後半の男性が歩いていたところをいきなり頭部を殴られた。犯人は男性の携帯電話と財布を奪って逃走した。

昨年12月には、マイケル・マックイーウェンさん(24)が歩道を歩いていたところをデービッド・ホナ受刑囚に襲われ、地面に頭を叩きつけられた。マックイーウェンさんは搬送先の病院で頭がい骨の一部を除去する大手術を受けた。ホナ受刑囚は先週、この事件に関して、最低4年9カ月の懲役刑を科せられた。

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