【シドニー8日AAP】 豪国境警備隊(ABF)は、10月15日に検査した空輸貨物品の中に麻薬が混入しているのを検出し、輸入をしようとしていたシドニー在住の女(24)を逮捕、起訴したことを明らかにした。
ABFによると、空輸品15個の中に入っていた768個のシラチャ・チリ・ソースの瓶にアイスが混入していたという。
仮法医学分析の結果、瓶の中におよそ400キロのアイスが混入しており、末端価格3億ドルの価値になるという。
今回の共同捜査により、女の他に男4人も逮捕、起訴されている。さらなる捜査で、シドニー西部のメリーランドのアパートを家宅捜査したところ、現金約64万ドル、半自動ピストル2丁、ライフル弾、コカイン、大麻、MDMAなどが発見され、麻薬は末端価格20万ドル相当だという。