【ブリスベン8日AAP】 QLD州政府は8日に戦略企画書を発表し、ACTの2倍のサイズの場所を同州に生息するコアラの主要保護地区にすることを明らかにした。
アナスタシア・パラシェイ州首相は「今回の山火事により多くのコアラが死亡または重傷を負っており、コアラの頭数に壊滅的な影響を及ぼしている。コアラ保護を行うのは今しかない」と述べた。
コアラ頭数の減少は、住宅建設やその他のインフラ計画により森林が減少しているのが原因となっている。
州政府は土地所有者や地方自治体らと連携し、保護地区のコアラ生息環境の修復費として200万ドルを予算として割り当てている。
来月1月31日までこの企画書に対しての州民の意見を受け付けている。