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競馬で死亡事故続発もコースは安全

【シドニー16日AAP】  QLD州のジョッキーが14日、落馬で死亡した事故に続き、15日にはSA州の訓練生が4頭の馬が転倒する事故に巻き込まれて死亡した。これを受けてオーストラリア競馬協会は、装具などの安全性強化を図っていきたいとしている。

同協会のマクゴーラン会長は16日のラジオ番組で、コース内の安全性はここ数年で大きく改善されているとしたうえで、500キロもの競走馬たちが疾走する状況で、ジョッキーは常に高いリスクを負っていると述べた。

また、ヘルメットに関して世界最高レベルの基準を新たに設けたところで、今後、実用化へ向けて試作品を作れる業者を選定中であることも明らかにした。15日にはアメリカでも、17歳の訓練生が落馬で死亡する事故が起きている。

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