【キャンベラ23日AAP】 カナダの首都オタワの戦没者慰霊碑前で22日、銃を持った男が兵士を撃って殺害した後、近くにある国会議事堂で銃を乱射して射殺された事件を受け、豪連邦議会のビショップ下院議長は23日、警備の強化などを実施した結果、豪議会の安全性に確信を持っていると述べた。
今年9月に警備全体が強化されたことに加え、同議長は「我々の議事堂および周辺の造りはカナダとは非常に異なる」、「建物を何層もの警備網によって保護するよう設計されている」と述べ、議事堂の安全性をあらためて強調した。
また、カナダの議事堂内で犯行グループの男らが銃を構えてバリケードを張る映像を見て懸念しているが、同じことがキャンベラで起こることはないとの見解も示した。また一方で、職員らには、警戒を怠らないよう呼びかけた。