一般

SYDライトレール 初のラッシュ時走行

【シドニー16日AAP】  シドニーのサーキュラーキーとランドウィックを結ぶライトレールのサービスが16日、初のラッシュアワーで運行が試された。「時間がかかりすぎ」との批判が多いが、NSW州政府は「今後改善される」と主張する。

ライトレールは14日に開始、週末は問題なく運行した。14日午後2時前、トラムが線路のカーブで故障し、双方向を閉鎖しておよそ40分停止した。電力モジュールが原因だったが、トラムを線路から外そうと緊急ハンドルが押されたために事態は長引いた。

16日朝、通勤者らからは「バスより時間がかかる」と不満の声があった。

コンスタンス州交通相は、「初のラッシュアワーを45~48分で走行した。今後6か月で40分を目指す」と述べた。

州野党労働党のミンズ影の交通相は、「30憶ドルも投じて、ライトレールでランドウィックからよりも、電車でペンリスからのほうが速い」と批判した。これに対しコンスタンス氏は、「乗客は必ずしも全距離を乗車しない。ポイント間をつなぐのが目的だ」と主張した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら