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エボラ熱疑惑の18歳少女は「陰性」

【ブリスベン27日AAP】   約2週間前にアフリカからオーストラリアに入国した18歳少女がエボラ熱の症状を示したため病院に隔離されていた件で、QLD州保健局は、この少女の検査結果は「陰性」だと発表した。

この少女は家族8人と共に12日前にアフリカ西部にあるギニアからオーストラリアに入国。一家は全員入国後すぐ自宅に隔離され検疫を受けたが、25日、18歳少女に発熱の症状があったためブリスベン病院に搬送しエボラ熱の診断検査を行った。

保健局は、この少女はアフリカにいた時、エボラ熱患者と接することはなかったが、彼女の出身地は多くの患者数が報告されていると述べた。

一方、東南アジアのタイに住むオーストラリア国籍の男性は、アフリカのコンゴ共和国での石油採掘業務を終了した後、10月17日にタイに入国したがその後発熱。現在、同国の保健指導により来月5日までは自宅隔離との命令を受けた。コンゴ共和国ではエボラ熱患者49人が死亡している。

今月初め、ケアンズ在住の看護師でアフリカのシエラレオネでエボラ熱患者の支援活動に参加した後、オーストラリアに帰国した女性(57)が発熱したため、検査を受け「陰性」の結果を受けた。

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