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TAS州のタバコ法案 世界が注目か?

【ホバート29日AAP】  タスマニアで今年11月、2000年もしくはそれ以降に生まれた人へのタバコ販売を規制する法案が、審議される見通しとなった。公衆衛生に関わる法案の行方に、専門家らが関心を寄せている。この法案では、吸うことは違反とはせず、買うことを違反としている。

来月、タスマニアの上院に法案を提出するイヴァン・ディーン議員は、「喫煙そのものを全面禁止とすると支持は得にくい」「入手を困難にすれば、おのずと吸わなくなる」との考え方を示した。ここまで、法案を支持する声は多いという。

元警察官だったディーン議員は、父親を喫煙による肺がんで亡くした経験から、喫煙反対の立場をとっている。改正案は、2018年の導入を視野に入れながら、まずは来年、議論がなされる予定だ。

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