【メルボルン30日AAP】 気象庁の発表によると、今年の夏は、オーストラリア東部で日照りが続くほか、全国的にも暑く乾燥した状態が続く見通し。また、11月から1月にかけての降水量が平均値に達しないとみられる場所が、全国の半分以上の地域に及んでいる。
とくに日照りの厳しいオーストラリア西部と北部では、平年よりも乾燥すると予想されており、QLD州内陸部では、平年を上回る高温が懸念される。気象庁は、11月中にも、エルニーニョ現象を上回る規模の、高温で乾燥した状態になるのではないかとしている。
また同庁は、オーストラリア南西部からブリスベンまでと、WA州南西部にかけては、山火事になる可能性も非常に高いと予測。内陸部では、熱帯低気圧が分解して降らせる大雨に期待したいと述べた。