【メルボルン３１日ＡＡＰ】　　１１月４日のメルボルン・カップを目前に控え、メルボルンカップ・カーニバルが１日から開催される。会場のフレミントン競馬場では、名物のバラも満開に。同競馬場のバラ園の管理を２０年以上行っているフリーマン氏の今年のおすすめは、オレンジとクリーム色が華やかな“グリマルディ”だそう。

今年も、会場には約３３万人以上の人が足を運ぶと予想されており、華やかな舞台の裏では、すでに多くの準備が整っている。食事などを用意するケータリング会社では、メルボルンカップ当日、シェフ１０００人を含む約４０００人のスタッフを配置。食材などを運送するトラックは２０００台にものぼる。

さらに、大工、塗装、電気などの職人、総勢６００人あまりが、「バードケージ」と呼ばれる特別席の最後の仕上げに、余念がない。今年は、前哨戦となるコーフィールドカップを制した日本馬、アドマイアラクティが１番人気で出走する。