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落雷を受け少年が死亡 NSW州

【シドニー1日AAP】   NSW州を嵐と暴風が通過し、少年が雷に打たれて死亡した。

1日午後、シドニーおよびイラワラ地方沿岸部は荒天に見舞われた。突風はシドニーで時速100キロに達し、2万5000軒以上が停電した。

午後5時頃(東部標準時間)、ハンター地方ポート・スティーブンス近くのワン・マイル・ビーチで、海から上がって歩いていた少年が雷に打たれた。救急サービスが到着するまで家族が少年の救命活動にあたったが、少年はビーチで死亡した。

1時間前には、シドニー南西部ビロングで自宅外に立っていた男性も落雷を受け、深刻な容体で病院に搬送されている。

同南西部ランズベールでは、落雷による住宅火災も発生した。

州救急サービス(SES)は1100件の通報を受けた。西部ペンリス、ブラックタウン、リバプール地域の被害が最も大きいという。SESは、「日中不在の人が帰宅後に損傷を発見するため、(翌日も)通報が殺到する可能性がある」とAAPの取材に答えた。

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