【シドニー2日AAP】 シドニー西部パラマタを拠点とするサッカーのウエスタン・シドニー・ワンダラーズFCが、オーストラリアで初のチームとして、アジアチャンピオンリーグ(ACL)で優勝した。
2日早朝、パラマタのセンテナリー・スクエアにおよそ5000人のファンが集結し、サウジアラビアのチーム、アルヒラルを相手に同国リヤドで行われた決勝第2戦を見守った。試合は両チーム無得点に終わったが、ホームゲームの第1戦で1-0で先勝したワンダラーズが優勝トロフィーを手にした。
創設から僅か3年目のワンダラーズは、Aリーグの中でもサポーターが多い。200人以上のサポーターがリヤドまで応援に行くことに興味を示したが、サウジアラビアの厳しいビザ規制と高額な旅費により、実際に向かったのは14人。
パラマタ・カウンシルは、ソーシャルメディアでの大きな関心を受けて、センテナリー・スクエアでのイベントを設定した。ロイド市長は「この勝利がシドニー西部のサッカー・コミュニティを強化するだろう」と話した。