【メルボルン3日AAP】 オーストラリア最大の競馬の祭典として知られる「メルボルン・カップ」の開催を4日に控え、世界中から集まった調教師らは、レースに向けて馬のコンディション調整を進めている。
3日、レース主催者らはアイルランド、イギリス、日本、ドイツから来た調教師らを近くの動物園に招待し、オーストラリアならではの動物たちと触れ合う機会を設けた。日本の梅田智之調教師はウォンバットを抱き、その体重の重さに驚いていた。
注目の競走馬は、日本の「アドマイヤラクティ」とイギリスの「レッドカドー」。オーストラリア人調教師でメルボルン・カップではこれまでに12回優勝をしたバート・カミングス氏が率いる「プレシデンス」は、これまでのところ配当が101ドルと人気は伸び悩んでいる。
さらに今年の競走馬をみると、海外からの参加が11頭。また、9歳という高齢の馬が4頭もいる。メルボルン・カップの賞金総額は620万ドル。