【シドニー4日AAP】 保健機関が発表したスポーツに関する最新の調査結果では、オーストラリアでは人気のスポーツであるラグビーはけがをする確率が非常に高いことが指摘された。
オーストラリア保健・福祉研究所が発表した調査結果では、最も危険なスポーツとされたのが自動二輪のレースやゴーカートだった。これらのスポーツをする人がけがをして病院に搬送される確率は、ラグビーのそれと比較して2.5倍以上高い。
次いでラグビー関連のスポーツとなるが、中でもAFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ:オージールールとも呼ばれる)は、2011年から2012年において、全選手の1.32%がプレー中にけがをして病院に運ばれた。ラグビー・ユニオンやラグビー・リーグの選手の病院搬送率は1.29%。
選手の病院搬送率が高い危険なスポーツ、また搬送率が低い安全なスポーツのランキングは下記のとおり。
<危険なスポーツ>
1.自動二輪レース、ゴーカート
2.ローラースケート、スケートボード
3.ラグビー
4.AFL
5.馬に騎乗するスポーツ
6.スキー、スノーボード、雪ぞり
<安全なスポーツ>
1.ウォーキング、ジョギング
2.ゴルフ
3.ラケットを使用するスポーツ(テニスなど)
4.水上のスポーツ
5.ダンス
6.魚釣り