【メルボルン4日AAP】 オーストラリア最大の競馬の祭典「メルボルン・カップ」が4日、メルボルンのフレミントン競馬場で開催された。1着にはドイツのプロテクショニストが入った。
一番人気だった日本のアドマイヤ・ラクティはレース直後に急死。また、別の出走馬のアラルドは、レース中に観客が振った旗に驚いた弾みでフェンスを蹴り、足を骨折。安楽死処分となった。
一番人気だったアドマイヤ・ラクティの配当は5ドル50セント。アドマイヤ・ラクティはゴールまであと800メートルというところで息が切れてしまい大きく後退。結局、最下位でゴールした。その後厩舎に入ったが倒れ込み、息を引き取った。
獣医は死因について、検視結果を見るまでは明言できないとしたものの、ストレスが関係する突然死の可能性があるとした。競走馬が突然死する確率は0.007%だという。