【シドニー4日AAP】 教育機関「ナビタス」によると、オーストラリアに滞在するために、就学目的ではなく学生ビザを虚偽申請して取得するケースが増えているという。
ナビタスは、留学生などを対象に英語コースやクリエイティブ・メディア・コースなどを提供している。同校のジョーンズCEOによると、“特定の国”から許容範囲を超える数の学生ビザが発給されているという。
ナビタスでは入学基準を明確にし、しっかりとした学習目的を持った学生のみを入学させるとしている。
ナビタスは、今後連邦上院で検討される学費の規制撤廃や政府による私学への助成増加の法案が可決されれば、同校の収益増も期待できると述べた。