【シドニー5日AAP】 先月21日に亡くなったホイットラム元連邦首相(享年98歳)の州葬が、5日、シドニーのタウンホールで営まれ、元首相を慕う数千人のNSW州民が故人を偲んだ。
葬儀の参列者の中には、アカデミー賞女優のケイト・ブランシェット、先住民系活動家のノエル・ピアーソンなどが見かけられた。同日午前11時からの葬儀が終了後、シドニー市内ジョージ・ストリートの上空を空軍機4機が追悼の飛行を行なう。またこの日、ハーバーブリッジの州・国旗が半旗で掲げられた。
この日の葬儀には州民6000人が参列を希望したが、会場のタウンホールの収容人数はわずか2000人。入場を断られる人の姿もみられた。