【シドニー5日AAP】 アボット首相は5日、来週開催されるサミット(G20)で、エボラ熱の流行について、議題に含む必要はないという考えを明らかにした。
エボラ熱についてアボット首相は、「公衆衛生の問題であって、安全保障の問題でもなければ、ましてや経済の緊急問題でもない」として、「現時点では、まだエボラ熱が世界経済に及ぼす影響について、過大評価したくない」と述べた。
その一方で、同首相は、議論のなかで取り上げられた場合には、エボラ熱について議論することもあり得るとしながらも、「今回のG20は経済フォーラムである」と強調した。