【メルボルン5日AAP】 4日に行われたメルボルン・カップで、出場した2頭の馬がレース後に死亡したことを受け、虐待行為だと非難する声が上がっていることにたいし、馬主らがこれに反論している。
メルボルン・カップを制したプロテクショニストの共同オーナーの一人、ジェイミー・ラヴェット氏は、「馬がどれだけ手厚い世話を受けているか見て欲しい」「見れば考えが変わるだろう」と述べた。
また、日本馬アドマイヤラクティの死因は、検視の結果、急性心不全と診断された。これを受けて、競走馬保護連合からは、むちの使用禁止を訴える声が上がっている。また、7位だったアラルドは、客が持っていた大きな旗に驚き、その勢いで鉄の柵を蹴って骨折した後に安楽死の処置がとられた。