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NSW州教員に厳しい勤務評定導入

【シドニー7日AAP】   NSW州の教員は、今後より厳しい勤務評定を受けることになり、基準に満たない場合は職を失う可能性もあるという。

州政府は、全ての教員は来年度より、5年ごとに100時間の能力開発研修を受ける必要があり、年次評価もされると発表した。

ピッコリ州教育相は、「ほかの職業と同様に、教員にも高い水準を求める」とABCラジオで話した。基準に十分達しない教員については、これまで学校長が要した時間の半分にあたる10週間以内に教室から退かせるという。

州教職員連盟は、「教員が全面的にサポートを受けられるよう、教育局に責任を課すことになる」と話し、同計画を歓迎した。

州政府はこの業績・能力向上制度に対し、追加で1700万ドルを約束している。同計画は2015年に開始し、昨年導入された「Great Teaching、Inspired Learning構想」を補完する。

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