【パース8日AAP】 ダウン症であるガミー君をタイ人の代理母のもとに放棄したとして、国際的に論議を呼んだWA州の依頼主の夫婦が、オーストラリアに連れて帰った女児の親権を保持する。
WA州児童保護局は、双子のガミー君とピパちゃんの父親であるデイビッド・ファーネルさんが1990年代に児童わいせつ罪で懲役刑を受けたことを受け、包括的な評価を行った。また、家族や地域メンバー、専門のサポート機関からなる安全ネットワークを設置した。
同州のモートン児童保護相は、「ネットワークの構成員は、問題や自分たちの役割を十分に理解し、今後いかなる懸念も児童保護局に連絡すると正式に同意している」「ピパちゃんの安全に関し、引き続きサポートと厳密な評価を行っていく」と声明で発表した。