【シドニー9日AAP】 11月9日から15日の全国心理学週間に合わせて行われた調査で、ストレスが心の健康に影響を及ぼすと多くのオーストラリア人が報告し、男女間でその差も大きいことがわかった。
オーストラリア心理学会(APS)が行ったストレスと健康に関する調査で、現在抱えるストレスが身体の健康に影響を及ぼすと70%以上の人が答え、64%が心の健康に影響を及ぼすと答えた。
男女間では、女性のほうが日々の生活で高いストレスを感じており、2014年は特に厳しい年であった。女性の半数以上が、ストレスの主な原因として経済や家族に関する問題をあげた。また、女性はストレスが身体や心の健康に及ぼす影響も男性より大きいことが報告でわかった。
年齢別では、66歳以上の人は他の年齢層と比較してより健康で幸せであり、鬱(うつ)や不安感は18から35歳の若年成人層で最も高かった。