【パース10日AAP】 WA州パース近郊の海で浮遊しているのが発見されたザトウクジラの死がいについて、州漁業省は、死がいをボートにくくりつけさらに沖に運んだ。周辺ではえさを求めるサメが周回している。
このクジラの死がいが最初に確認されたのは10日午前10時前。海岸からおよそ5海里の地点だった。漁業省の船はこのクジラを約20海里まで運んだ。同省では、この死がいは最終的にバラバラになってしまうか、最悪の場合は海岸に打ち上げられることもあると話した。
パース近郊では、つい先日も全長17メートルのザトウクジラの死がいがスカボロー・ビーチに打ち上げられた。地元の市が撤去作業費用の17万ドルを負担したが、この支払いを州政府に求める用意があると伝えられている。