【ブリスベン25日AAP】 QLD州ではクリスマス期間中も山火事の消火活動が続くが、消防隊員らはクリスマス精神を忘れず、ひとときのお祝いを楽しむ。
ブリスベン南部ウッドリッジの消防隊員らは、緊急車両などを引き連れて15キロメートルのパレード“サンタ・ラン”を行う。ライトをつけ、「ジングルベル」の曲に合わせてサイレンを鳴らす。クリスマスランチをとった後、ローガン病院に向かい、入院する子どもたちにサンタがプレゼントを渡すのを手伝う。パレードを企画した消防職員のスコット・エドワーズさんは、「1人の子どもを笑顔にできればいい」と話した。
ブリスベンの消防職員サム・カリグさんは、「私たちは賃金を得て消火活動をするが、地方チームのほとんどはコミュニティのために働くボランティアだ。ただただ、優れた行いだ」と話し、ボランティア消防隊員らを称賛した。