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遠隔地の先住民コミュニティ閉鎖 WA

【パース12日AAP】 WA州のバーネット州首相は12日、連邦政府の予算削減により、遠隔地への様々なサービスが停止されるのにともない、274にものぼるアボリジニのコミュニティを近く閉鎖せざるを得ないという考えを明らかにした。

州政府はコミュニティの移設に関してまだ具体案を示していないが、バーネット州首相は、「いかなる変化もアボリジニの人々にとっては大きなストレスとなるうえ、移設先の人々にも影響を及ぼすだろう」と述べた。

野党で先住民問題担当のワイアット議員は、「今後12カ月から2年にわたり、深刻な影響が現れるだろう」と指摘。さらに、国は責任逃れをしているとして、連邦政府のスカリオン先住民問題大臣に説明を求めていくことを他の議員らにも呼びかけた。

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