【シドニー29日AAP】 LEGOブロックの形をした一般にエクスタシーと呼ばれるメチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)は、一般的な薬物投与量の3倍もの量が含まれているとして、医療専門家たちは警鐘を鳴らしている。
年越しパーティーを目前に控え、NSW州保健省は、同州の極東部でパーティー・ドラッグが押収された事件を受けて、同エクスタシーの使用をやめるよう州民らに警告している。
同州では今年、MDMAの過剰摂取により6人が音楽フェスで死亡しており、LEGOの形をしたMDMAの新しいものは通常よりも多い投与量が含まれているという。
医療専門家は「短期間でのMDMAの過剰摂取や1種類以上の薬物の混合、アルコール摂取との併用、また暑い気候での薬の摂取は、死亡の可能性を高めるため非常に危険」と述べた。