【シドニー29日AAP】 大晦日の花火が予定される31日、シドニー西部やNSW州地方では40度を超える猛暑日と予想される。心配の花火大会は、火気全面禁止が出ても催行される可能性が高い。
シドニーの花火大会は観客100万人を動員し、NSW州にも1億3,000万ドルの経済効果をもたらす。花火大会を中止して費用をNSW州の干ばつや山火事の支援に充てるよう、25万人以上が署名した。
シドニー市の広報官は29日、「15か月前から準備を行っており、予算の多くを占める観客の安全対策や清掃などは支払い済みだ」「中止しても恩恵はほとんどない」と述べた。
地方消火サービス(RFS)のフィッツシモンズ署長は、「シドニーの大晦日の尽力が、火気全面禁止令で妥協されるとは予想できない」との見解を示す。
RFSは、各カウンシル独自の花火大会は実現可能性について協議するよう奨励する。州北部テーブルランズ地方のアーミデールや南部沿岸部のハスキッソンなど、花火大会の中止または延期を決定した地方都市も多い。
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