【ブリスベン１４日ＡＡＰ】　　ブリスベンで開催されるＧ２０にあわせて、オーストラリア、米国、日本の首脳による会談が予定されている。アボット首相、安倍首相、オバマ大統領は、アジア・太平洋地域の状況が不安定ななか、今後も協力体勢で臨むことを確認するとみられる。

アジア地域では、中国がより大きい影響力を持とうとしているが、米国はこれに反発。さらに、東シナ海と南シナ海においても、外交問題に絡んだ緊張状態が続いている。ホワイトハウスは、中国との摩擦は周辺地域にも好ましくなく、建設的な友好関係を築きたいとしている。

一方、アボット首相は１７日、中国の習近平主席が議会で演説するのにあわせ、中国との自由貿易協定を妥結する見通し。習主席は、周辺地域における中国の展望のほか、豪中関係の重要性について触れるとみられる。