国際

豪米日3カ国首脳会談開催 G20

【ブリスベン16日AAP】   日本、オーストラリア、米国間で行われた首脳会談で、3首脳はロシアの武力誇示を批判した。また、3カ国による防衛協力を今後一層強化させ、国際的懸念事項への取り組み、地域安定化に協力することを再確認した。

米国のオバマ大統領、オーストラリアのアボット連邦首相、そして日本の安倍首相は声明で、ロシアによるクリミア半島の武力併合やウクライナ東部の不安定な情勢を批判し、撃墜されたMH17機の責任に対し正義を求めた。

3首脳は、イスラム国過激派による脅威の打倒やエボラ熱危機の対処に取り組むことで一致した。また、北朝鮮の原子力とミサイル脅威の廃絶や同国の人権問題、アジア海域における紛争の平和的解決についても討議した。

3カ国はオーストラリアでの共同軍事演習を予定しており、海上警備において密に働くとされる。オーストラリアのコリンズ級潜水艦の代替についても討議が行われたとされ、最終決定はなされていないが、発注先として日本が検討されている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら