国際

G20閉幕 気候・経済問題を協議

【ブリスベン16日AAP】   ブリスベンで15,16日の2日間にわたり開催された20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が閉幕した。ロシアのプーチン大統領やオバマ米大統領は、G20のために特別に設けられた専用空港を離陸し、既に帰国の途に着いた。

警察は、G20の開催中、6000人の警察官を警備のためにブリスベン中心から南部地域へ配置させた。市内の建物屋上には銃を持った警察官も警備に当たったが、16日のブリスベンは灼熱のごとく気温が上昇し、屋上の気温は60度に達したという。市内の一部では会議開催に抗議するデモ行進などもみられたが、いずれも平和的なもので特に大きなトラブルはなかった。

日米欧に加え新興国など20カ国の首脳が話し合うG20。今回の会議の首脳宣言では、「G20全体の国内総生産(GDP)を2018年までに2%以上引き上げられる」と明記。次回、トルコで開催されるG20サミットでは各国による活動結果が明らかになる。

インドのモディ首相、中国の習近平国家主席、フランスのオランド大統領らは、引き続きオーストラリアに滞在する。モディ首相と習主席は今週、キャンベラに移動し、連邦議会で特別演説を行う。

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