【シドニー17日AAP】 がん委員会が行った最新の調査結果では、最近の若者の傾向として日焼けを好む人が少なくなったことが分かった。同委員会では「非常に良い傾向」としながらも、皮膚がん発症の可能性を真剣にとらえていない若者が多いことに懸念を示している。
がん委員会が行った「全国日焼け予防調査」は、2013年と2014年の夏に1000人以上の若者を対象に行われたもの。
回答者のわずか38%が「暑い太陽の日に照らされて肌を焼くことを好む」と答えた。10年前は60%だった。また、12歳から17歳の回答者のうち、およそ23%が「毎年、夏にはやけど状態になるまで日焼けをしてしまう」と回答した。この回答率は2004年からあまり変化がない。また、16%が「日に焼けている人は健康だ」と回答した。