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ハンソン氏、ワンネーション党に復活?

【シドニー19日AAP】   白豪主義的な発言でこれまでにも物議を醸してきたポーリン・ハンソン氏が、自身が設立した「ワンネーション党」の党首に返り咲く可能性があるという。

極右派のハンソン氏は、現在のオーストラリアの多民族文化を完全否定し、これまでにもイスラム教徒やアジア人に関する批判的発言で非難を受けてきた。現在は政界から離れている。

3週間前、ワンネーション党は党幹部による投票を行い、ハンソン氏をリーダーとすることを可決した。今月29日に行われる特別会議で党員に対してハンソン氏を受け入れる許可を求める。

ハンソン氏は19日、セブン・ネットワークのインタビューに対して、「今の政治家には幻滅している。だからこそ私が立ち上がって政党を引っ張っていこうと思った」と述べた。また、自身の子ども達はハンソン氏の政界復帰を心配しているとしたが、「これが最後の機会」として、連邦選挙に立候補することも明らかにした。

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