【パース6日AAP】 WA州南部沿岸部でスキューバダイビングをしていた男性がサメに襲われて死亡した。警察は男性の遺体を捜索中。
エスペランスのウエストビーチ近郊で5日午後1時頃、ゲイリー・ジョンソンさんは海に入って間もなくサメに襲われた。パートナーのカレン・ミリガンさんが警報を鳴らし、ショックでエスペランス病院に搬送された。駆け付けたグレン・キンリバンさんは、「水中でフリッパーと衣類の袖だけが見つかった」と話した。
エスペランスのイアン・ミッケル市長は、「彼ほど経験ある人が好きなことをして命を落とすとは非常にショックだ」と話した。ジョンソンさんは2017年11月にソーシャルメディアで、「サメが心配でないかよく聞かれる。身を守る機器を着けているし、9年間エスペランスでダイブしてサメを見たのは1回だけ」と投稿していた。
市はウエストビーチからトワイライトビーチにかけてサメ警告の標識を掲げた。エスペランス地方はサメの襲撃で有名。2017年4月と2014年10月、ケルプ・ベッズでサメに襲われて2人が死亡した。