【シドニー6日AAP】 シドニーで6日夕方、2人が落雷に撃たれて重体となった。
シドニー北部ディーワイ・ビーチで6日5時24分頃、20代後半の男性は海から上がったところを落雷に撃たれた。友人と救急隊が男性に心肺蘇生法を施し、男性は重体で王立ノースショア病院に搬送された。
その10分前には、北西部アルカディアで女性(71)が胸部に落雷を受けた。女性も通りがかった人と救急隊の手当てを受け、同じく重体でウエストメッド病院に搬送された。女性は自宅の木の下に立っていたとされる。
NSW州救急局のカロリン・パリッシュ検査官は、“非常に稀だ”としつつ、最初に対応した人々の功績を認めた。落雷に撃たれると、ほとんどの人が心停止に陥るため心肺蘇生法が不可欠だ。