【シドニー20日AAP】 気象庁は、NSW州で今週末、気温40度を超える真夏日になると予想しており、注意を呼びかけている。また州内全域で、山などでの火の使用が全面禁止になるとしている。
気象庁によると、今年の夏はエルニーニョ現象の影響で、干ばつなども懸念される。また、ブッシュで生活している人、休暇を過ごす人、仕事をしている人は、普段からブッシュ・ファイヤーを想定し、備えることが万が一の際に役に立つとしている。
とくに週末、NSW州中部や北部の遠方で、気温が高くなると予想。シドニー西部では、21日と22日に最も暑さが厳しくなる。NSW州救急隊は、子どもやお年寄りの熱中症に気をつけるよう呼びかけている。また、日光を避け、水分を十分とり、飲酒量と運動量を控え目にすると、心臓発作の危険が低くなるとしている。