【キャンベラ10日AAP】 連邦政府のモリソン首相は10日、ウクライナ航空の飛行機が墜落し176人が死亡した事故について、イランが撃墜したという情報を得ていると明かしたことが分かった。
同事件については、カナダのトルドー首相も同様の発言を行っているが、撃墜は意図的ではない「誤射」の可能性もあるとしている。情報によると、ウクライナ機を撃墜したとみられるのは地対空ミサイルで、乗客のうち63人がカナダ国籍者だった。
モリソン首相は「現時点で意図的だったかどうか結論を出すことは難しい」と述べ、イランが米軍機などと誤って撃墜したのか、まったく意図しないものだったのかについては名言を避けた。