【シドニー10日AAP】 オーストラリア政府統計局(ABS)の最新統計によると、昨年11月の総消費額は279億1000万ドルと、前年を0.9%上回ったことが分かった。ブラックフライデーセールが奏功し、デパートでの買い物、衣服、靴、装飾品などへの消費が最も多かった。
ABSのジェームス氏は、世界中で行われているブラックフライデーセールが数年前からオーストラリアにも持ち込まれ、昨年最も大きい成果をもたらしたことが分かると説明した。
一方、BISオックスフォードのエコノミストのハンター氏は、11月の消費の伸びのうち、どの程度が慣例となっているクリスマス前の消費によってもたらされているかは、不確かとの見方を示している。