一般

フェスに麻薬恩赦箱設置へ 「お咎めなし」NSW

【シドニー11日AAP】   グラディス・べレジクリアンNSW州首相は、11日にシドニーで開催された大規模な音楽フェスに違法薬物恩赦箱を設置したとし、利用者に対して罰則はかからないことを説明した。

 

州政府は先月12月に、違法薬物を廃棄する箱を設置し、フェス参加者らに利用するよう公表していた。

 

べレジクリアン州首相は、パラマタ・パークで開催されたFOMOフェスティバルの参加者らに「死亡の可能性がある薬物を摂取するのではなく、安全に廃棄してほしい」と 箱の利用を訴えた。

 

同州では音楽フェスでのエクスタシー(MDMA)関連の死亡事故で6人が犠牲になったことから、箱の設置はハリエット・グラハム州検視官代理によって提案されており、州政府が応えた形になる。また、ピル・テスティングの導入も提案されているが、これは州首相が強く反対している。

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら