【ブリスベン12日AAP】 テニスのブリスベン国際シングル女子準決勝で11日、大坂なおみ選手はカロリーナ・プリスコバ選手(チェコ)に敗れた。
3時間近くにわたった試合中、大坂選手のサーブは速度を落とし、バックハンドでのリターンはネットに当たった。2017年と2019年に同大会で優勝したプリスコバ選手は12日、米国のマディソン・キーズ選手を下して3度目の優勝を飾った。
大坂選手は試合を振り返って、「もっと強いサーブを打つべきだったのかなと考えてばかり。ペースを変えるのはいいことだと思ったけど、マッチポイントでやるべきでなかった」「(第3セットは)マッチポイントのことを引きずり続けていた。通常跳ね回るポイントでも体力を温存しようとして失敗した」「試合中ずっと気分が落ち着かなかった」と語った。メルボルンで行われる全豪オープンテニスについては、「私のルーティンに沿って言い訳はしないこと」と話し、精神面の成長を望んだ。