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ベテラン消防隊員が死亡 VIC

【メルボルン12日AAP】   VIC州のアルパイン地方で山火事の鎮火中、40年の経験を持つベテラン消防隊員が倒木によって死亡した。

ビル・スレイドさんは11日、オメオ近郊のアンガース・レストで倒れた木の下敷きになって死亡した。スレイドさんは1983年の山火事「灰の水曜日」を含み、40年に渡って大規模な山火事で鎮火にあたった。

VIC州森林火災管理局のキリスト・ハーデマン局長は12日午前、「スレイドさんの死は、消防隊や地域社会にとって大きな損失だ」と述べた。同州では今月3日、消防隊員のマット・カバナグさん(43)も業務中にゴールバーン・バリー・ハイウェイで交通事故死している。ハーデマン局長は、「危険ではあるが、大量の雨が降るまで引き続き消防隊員を派遣する」と話した。

同州では11月21日以降、山火事で130万ヘクタール以上が焼失し、住宅286棟と建物400棟も損傷を受けた。

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