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図書館の読み聞かせイベントを妨害 QLD

【ブリスベン13日AAP】   ブリスベンの図書館で行われたドラァグクイーンによる子ども向けストーリータイムが、クイーンズランド大学の学生らによって妨害された。ドラァグクイーンは、男性が女装して行うパフォーマンス。

同大学自由国民党クラブのメンバーを名乗る男女らは10日、ブリスベン図書館の家族向けイベントに乱入し、「ドラァグクイーンは子ども向けでない」と訴えた。この模様は数十万回にわたってオンラインで視聴された。

イベントは、QLD州レインボー・ファミリーと提携してカウンシルが主催した。エンターテイナーが歌い踊り、本の読み聞かせやクラフトを子どもたちと行う。エンターテイナーのジョニー・バルカイリーさんは、「私を標的に計画され、図書館職員やたくさんの家族を傷つけた。申し訳ない」とフェイスブックにコメントした。バルカイリーさんは警察に通報し、法的措置を行う構えだ。

自由国民党ブリスベン選挙区のトレバー・エバンズ議員は、「騒動を起こした人物らは党員でない」「党を名乗って問題を起こす人物に対し、法的措置を取ると決定した」と声明を発表した。

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