【キャンベラ30日AAP】 オーストラリア戦争記念館の第一次世界大戦ギャラリーが、3200万ドルの改修費用をかけてリニューアルし、12月1日再び一般公開される。
展示には、ジョン・モナシュ将軍の軍服やメダル、4.5インチ(約11.5センチ)の榴弾砲、フランスのブルコートの戦いで使用した戦車など新しく加わった展示品とともに、第一次大戦の戦場ジオラマなど長年見られなかった展示品が再び公開される。また、2010年にフランスのフェザント・ウッド共同墓地で掘削作業に使用した掘削機も展示される。同墓地には、1916年のフロメルの戦いで戦死したオーストラリアと英国の兵士らが埋葬された。
人気を博す第一次大戦ギャラリーの改修は、同大戦100周年を記念する、戦争記念館の主要事業である。第一次大戦では、オーストラリア兵33万人が海外任務にあたり、6万2000人が死亡した。