生活

職人FBグループ 被災地を支援

【メルボルン14日AAP】   2日、山火事の被災地を支援する職人のフェイスブックグループ“The Tradies for Fire Affected Communities”が立ち上げられ、職人9,000人近くがメンバー登録した。

創始者で大工のピアス・スマートさん(31)は、「当初は誰も登録しないのではと不安だったが、人気のインスタグラムページにシェアしてもらって一気に認知度が上がった」と話す。スマートさんの父親は昨年大晦日、VIC州北東部のコリオングで山火事から避難した。父親は無事だったが、ソーシャルメディアを通して持てる技術で被災者に貢献したいとスマートさんは考えた。

登録者は皆仕事を持ち、余暇で活動する。これまでに、山火事の被害を受けた動物に餌を運んだり、散水装置の寄付を企業に説得して設置するなど様々な支援が行われた。また、緊急サービス局の業務を妨げないときのみ、職人らを派遣するという。

グループはウェブサイトも立ち上げ、支援を必要とする人を長期的にサポートしていく。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら