【キャンベラ15日AAP】 連邦政府は5,000万ドルを拠出して、山火事被災者の食糧や生活必需品、財務相談を支援すると発表した。
このうち4,000万ドルはチャリティー団体のサルベーション・アーミーとセント・ビンセント・デ・ポールが管理し、食糧品購入のためのバウチャーや光熱費、ガソリン代、衣服、移動費などの支払いを支援する。残る1,000万ドルは債務電話サービスのNational Debt Hotlineに充てられ、被災者と対面して財務相談を行う。
モリソン連邦首相は15日、「多くの人にとって生活必需品が重視される」と述べた。
野党労働党のアルバニーズ党首は、追加の支援を歓迎したうえで、「非効率な役所仕事を減らし、対象のコミュニティを明瞭にしなければならない。地域外だから支援を受けられないとはあってならない」とコメントした。