【シドニー2日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は2日、月例の理事会を開き、政策金利を据え置き2.5%のままにすることを決定した。これで、16カ月連続で金利据え置きとなった。
RBAのスティーブンス総裁は発表した声明の中で、資源セクターにおける投資が顕著に下落している一方、その他の部門における民間需要は拡大していると述べた。
先週、RBAのロウ副総裁は、必要があれば政策金利の引き下げを行うことを示唆した。これを受けて、経済専門家らは来年の経済予想にさらなる金利下落があり得ることを含めている。